公式シリーズ選手権 第17戦 in 播磨科学公園都市


実施日
2005年5月3日(火・祝)〜5日(木・祝)
天 候
1日目 晴れ / 2日目 晴れ / 3日目 晴れ
会 場
兵庫県赤穂郡光都「播磨科学公園都市 芝生広場」
主 催
日本フリスビードッグ協会
特別協賛
レッドハート株式会社 ・ 株式会社チョイス ・ ネスレピュリナペットケア株式会社 ・ 三栄コーポレーション ・ ブラックウッドジャパンコーポレイション ・ 有限会社神戸工房 ・ SnowPeakStore神戸店
協 賛
有限会社拓志 ・ 日本コダック

 G/W期間の3日間開催でエントリー数も900強とマンモス大会となり3コート競技会でエントリー順の変更もあったが初夏を思わせる気候につられギャラリー数も膨れ上がり、会場全体が熱気を帯びた大会となりました。
 大会第一日目の公式オープン選手権は九州、広島、四国、愛知からの参戦者もあり83エントリーで第一ラウンドがおこなわれた。開始当初は無風に近いフォローで時折横風になり一定ではなかったがそのなかで、西山哲也&ハンターチームがトップの39ポイントを出し他オーバー30が11チームで第二ラウンドを迎えた。第二ラウンドが始まるころから気温も上昇し競技犬にとっては過酷だったか、オーバー30が第一ラウンドより半分に減りその中から決勝5チームが決定した。予選第一位通過の田口佳奈&SENNAチーム、第二位通過の田口久善&LUKEチームの親子対決が実現した。結果、田口佳奈&SENNAチームが1投ミスしたものの32ポイントを出し逃げ切り優勝を飾り、父親の田口久善&LUKEチームが1投ミスが響き第三位となり、そのなかに割って入った第二位に西山哲也&ハンターチームが5投成功するも優勝に一歩及ばず3ポイント差で涙をのみました。
 公式レディース選手権は予選ラウンドを堅実にポイントを重ねた間美加&Grassチームがトップで通過し、第五位チームとの差5ポイントと激戦になり風もやや強いフォローでミスが多い中、予選五位通過の稲葉有紀&ウィンクチームがのびのび投球の8ポイントX5投の40ポイントを出し大逆転勝利を飾り、第二位に東恵美子&小次郎チームが高ポイントエリアの3投成功で第四位から第二位とレディース選手権は大激戦で終了致しました。
 大会第二日目の公式シリーズ第17戦は無風、好条件の中第一ラウンドスタートチームの団野悦郎&ケープチームが30ポイントを叩き出し高ポイント勝負を予感させる幕開けとなりました。96エントリーの半分を終わったところでやや強い横風時折アゲンストに微妙に変化し苦戦したチームもあったが決勝進出7チームが確定した。決勝戦はアゲンストの中、いかにしたらより距離を伸ばし安定飛行させるかが勝負の分かれ道だったが、予選第三位の横山泰久&ナミチームが5投成功するもポイントエリアが伸びず30ポイントをだしたが結果三位に終わり、予選第七位の団野悦郎&ケープチームが果敢に攻め5投成功させて決勝トップの33ポイントを叩き出し順位高アップの第二位に、優勝を勝ち取ったチームは予選トップの田口佳奈&SENNAチームで5投の内2投ミスで手に汗握る5ポイント差で前日の公式オープンに引き続きシリーズ選手権も勝ち取りました。
 公式クィーンズ選手権第10戦は49エントリーで第一ラウンドが行われアゲンストに近い横風でミスの多い中、確実にミドルエリアで28ポイントを稼いだ中川由美&凛子チームがトップの成績で第二ラウンドを迎えた。第二ラウンドはやや強いフォローの風の中、第一ラウンド上位チームが堅実にポイント重ね、結果ポイントランクベスト10チームが3チームしか入らず激戦必至の決勝7チームが決まった。クィーズ選手権決勝戦はアゲンストの厳しい戦いの中、予選第二位の仲林亜美&トリトンチームが第三位に、予選一位の中川由美&凛子チームが5投成功するもポイントエリアが伸びず1ポイント差の第二位に、そして第一位には予選第四位の田口佳奈&Lukeチームで、予選二ラウンドとはうって変わって決勝戦は気合十分ダントツの38ポイントで優勝を勝ち取り播磨公式戦3連勝を飾りました。
 大会第三日は連休最終日の為か競技チームも減り、それでも200強のエントリー数で播磨最終戦が行われた。公式オープン選手権は61エントリー数で連日の疲れも見せず暑い中、元気に予選ラウンドを戦った。決勝5チームの中には播磨公式戦4連勝を目指しトップ通過の田口佳奈&SENNAチーム、連勝に待ったをかけたい2位通過の西山哲也&ハンターチーム。その西山&ハンターチームは5投成功の37ポイントでトータル101ポイントを出し最終チームの結果を待った。29ポイントで4連勝に手が届く田口佳奈&SENNAチームは第1投をコートアウトし、ギャラリーが固唾を呑む中第2、第3投を成功させ15ポイント獲得、あと2投必要の状況でタイム的には間に合ったが、その2投が失敗し夢をたたれました。公式レディース選手権第一ラウンドはゆるいフォローの中比較的ミスが少なく、その反面第二ラウンドはやや強いアゲンストに変わり距離も伸びずミスの多い中、予選ラウンドのミスを最小限に食い止めたチームが勝ち残り、決勝5チームが決定した。1位から5位まで6ポイント差の中、ミスしたチームが脱落するサバイバル戦となったが、優勝は8ポイントを最高に4投成功させた予選第四位の西山いずみ&サリーチームに決定し、予選トップの間美加&Grassチームは4投成功するもポイントエリアが延びず5ポイント差で第2位になり、予選2位の山元満月&Ruberチームは2投ミスが響き第三位になりました。