公式シリーズ選手権 第9戦 in 兵庫淡路島


実施日
2005年2月19日(土)/20日(日)
天 候
1日目 雨 / 2日目 晴れ時々曇り
会 場
兵庫県津名郡淡路町『淡路島国営明石海峡公園』
主 催
日本フリスビードッグ協会
特別協賛
株式会社チョイス ・ ネスレピュリナペットケア株式会社 ・ 三栄コーポレーション
協 賛
有限会社拓志 ・ 日本コダック

 年間行われる競技会において、唯一国営公園での開催地となる「淡路島国営明石海峡公園」。公式シリーズ選手権に加え、今大会より新しいカテゴリーとして、公式レディース選手権の最上位クラスと位置づけられた「公式クイーンズ選手権」が開催されました。
 大会第一日目、毎回風が強い海沿いの会場にしては、穏やかな風が吹く朝でした。しかし、開会式終了後から強く吹くようになり、やはり風との戦いという競技会の幕が開けられました。公式オープン選手権では、予選の段階では高ポイントの争いとなり、決勝進出のトップ3チームが68ポイントで同ポイント。決勝ボーダーラインは59ポイント。決勝ラウンドでは、予選工ポイント争いとは打って変わり、強風吹き荒れる追い風での厳しい状況となりました。最終、トップ3の同ポイント同士での勝ち抜け勝負となり、優勝を飾ったのは西山哲也&ハンター(ボーダーコリー)チームでした。公式レディース選手権では、明日に迫った公式クイーンズ選手権の前章戦ともあって、熱のこもった戦いとなりました。決勝進出は44ポイント以上となり、トップ2は同ポイント。結果、強風追い風の状況で勝ち上がったのは、ポールポジションからの初優勝、神田まるみ&アテネ(ボーダーコリー)チームでした。公式小型選手権でも、波乱の決勝戦。決勝ラウンドでワンキャッチの争いとなり、優勝は予選のアドバンテージ11ポイントを生かして奥山正一&フェアリー(ウェルシュコーギー)チームでした。
 大会第二日目、公式シリーズ選手権第9戦は、昨日同様の強風との戦い。第一ラウンドは追い風状況の中で、30ポイントオーバーが出たものの第二ラウンドでは、一桁ポイントは当たり前の20ポイント以下での熾烈な戦いとなりました。厳しい状況の中で勝利をつかんだのは、田口佳奈&SENNA(ボーダーコリー)チームとなりました。初の開催となった公式クイーンズ選手権では、第一ラウンドでは風の状況もありロングエリア勝負の展開となりましたが、第二ラウンドはやはり過酷な状況となりました。その中で公式シリーズ選手権で優勝の田口佳奈選手が、公式クイーンズ選手権ではLUKE(ボーダーコリー)と参戦し見事優勝を飾りました。公式小型選手権では、強風の中で確実なプレーを見せた吉岡達浩&ダージリン(ウェルシュコーギー)チームが優勝しました。