朝方までの雨もやみ、晴れ間が見え出しての開会式で始まった公式選手権IN福岡春日。二日間のエントリー数も250チームほどとなり、1コートでの開催も足らないほどとなりました。 |
大会第一日目、公式オープン選手権では、年明けしての初めての九州大会ということもあってか、ポイントのほうもあまり伸びない状況の中、決勝進出ボーダーラインも40ポイントとやや低めとなりました。予選2位と9ポイントの差をつけてトップ決勝進出は、吉野義一&モーガス(ウィペット)チーム。ウィペット王国九州では、決勝にウィペットが進出することは珍しくないのですが、吉野義一&モーガスチームは2年ぶりの優勝をかけての決勝戦となりました。決勝ラウンドでは、2位進出の吉見賢宣&ゆうのすけ(ボーダーコリー)チームが30ポイントを出しプレッシャーをかけたが、9ポイント差のアドバンテージがありながらも34ポイントという高ポイントで堂々の優勝を飾ったのは吉野義一&モーガスチームでした。公式レディース選手権では、予選の段階でトップ62ポイント続いて58ポイントと、ハイゲームな展開となりました。決勝ラウンドでは、62ポイントを持っての松尾直美&NOVA(ボーダーコリー)チームに追随を図ろうとプレッシャーがかかったか、2位以下のチームのポイントはさほど上がらず、結果松尾直美&NOVAチームが33ポイントを出し優勝を飾りました。
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大会第2日目、公式オープン選手権は、刻々と天候が変化する中での予選。風はやや強い追い風でのゲームとなりました。予選トップは65ポイントを持って間禎永&Grass(ボーダーコリー)チーム。決勝ラウンドで、3位通過の松尾至&NOVA(ボーダーコリー)チームが、57ポイントから38ポイントという高ポイントで一気にポイントを伸ばし追随。間禎永&Grassチームはワンミス30ポイントで優勝決定戦にも連れ込みました。結果、決定戦でも39ポイントを出した松尾至&NOVAチームの優勝となりました。公式レディース選手権では、決勝進出5チームのポイント差はわずか。決勝ラウンドで小型犬での決勝常連チーム四方田暁美&太陽(ウェルシュコーギー)チームが30ポイントを出し、予選トップ間美加&Grass(ボーダーコリー)チームと同点となり決定戦にも連れ込みました。結果、逆転優勝となったのは四方田暁美&太陽チームでした。公式小型選手権では、決勝進出5チームの上位3チームが同点30ポイントを持っての決勝ラウンドとなりました。結果、3位からの逆転優勝となったのは、溝尾雅広&エリス(ウェルシュコーギー)チームでした。 |