2005年明けて最初の大会となった公式シリーズ選手権第6戦IN播磨科学公園都市は、実に800エントリー近い参加者を集めたマンモス大会となりました。寒波の影響で気温は下がり、雪もちらつく大会となりましたが、会場内は参加者の熱気で盛り上がる3日間大会となりました。 |
大会第1日目、公式オープン選手権では予選トップは2位決勝進出のチームに9ポイント差をつけ67ポイントで決勝進出は西山哲也&ハンター(ボーダーコリー)チーム。決勝でも34ポイントの高ポイントを出し、合計101ポイントで堂々の優勝を飾りました。公式レディース選手権では、こちらも予選2位との差9ポイントでトップ決勝進出は、松尾直美&NOVA(ボーダーコリー)チーム。決勝ラウンドでも、その実力を見せ予選トップ通過のまま優勝を飾りました。公式小型選手権では、予選トップから5位までの差は僅差。その中でトップ決勝進出は溝尾雅彦&エリス(ウェルシュコーギー)チーム。首位を守り優勝を飾りました。予選2位以下は混戦状況となり順位の入れ代わりがあっての結果となりました。 |
大会第2日目、公式シリーズ選手権が開催される日。90チーム以上のエントリーとなった公式シリーズ選手権第1ラウンドは荒れた展開。第2ラウンドへの進出は30チーム以上が1ラウンド敗退となり、全チームの2/3となりした。決勝ラウンドはやや強風の向かい風の状況の中、決勝ラウンドでのポイントも伸び悩む状況で、予選トップで進出の若干13歳の男の子、西山祐真&サリー(ボーダーコリー)チームが、予選の段階で2位と10ポイントのアドバンテージを持ちそのまま逃げ切りの優勝を飾りました。シリーズ優勝最年少記録タイとなりました。公式レディース選手権でも荒れた展開の中、決勝進出チーム5チームのそれぞれの差は2ポイントずつしか差がなく、決勝での逆転劇が出てもおかしくはない状況。優勝は決定戦にまでもつれ込みました。しかし、最後まで確実なスローイングを見せ優勝は、間美加&グラス(ボーダーコリー)チームでした。公式小型選手権では予選トップ通過の梅田良平&コニー(ウェルシュコーギー)チームが優勝を飾りました。 |
大会第3日目、公式オープン選手権では第1ラウンドで40ポイント、38ポイントと高ポイントが出て高ポイント争いとなるかと思いきや、風は徐々に強まり、第2ラウンドではポイントの伸びがなく、決勝ボーダーラインも54ポイント。しかしながらトップと5位との差は僅か2ポイント差。決勝でのポイント争いとなりました。5位から34ポイントを出し追撃を見せたのは間禎永&Grass(ボーダーコリー)チーム。そしてトップと同率で36ポイントを出し待ったをかけたのは加部真巳&Mai(ラブラドール)チーム。予選トップ西山哲也&ハンターチームにプレッシャーをかけたが、西山選手も決勝を39ポイントで終了。逃げ切っての優勝を飾りました。 |