関西地区での2005年度開幕戦後はじめてのシリーズ戦開催となった播磨大会では、九州や東海地区の選手も含め、二日間で540エントリーを集めたマンモス大会となりました。メインとなる公式シリーズ選手権では、実に98エントリーのチームでの争いとなりました。
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大会第1日目、公式オープン選手権は78エントリー。翌日の公式シリーズ選手権に迫るエントリー数での争い。競技時間も2時間に渡ることから、天候状況の変化は各選手の運の良し悪しを左右することとなりました。その中で、第1第2ラウンドを30ポイントオーバーで予選をクリアしてきたチームが予選上位3位を占め、予選トップは間禎永&Grass(ボーダーコリー)チーム。続いて、同ポイント69ポイントで2位につけてきたのは西山哲也&ハンター(ボーダーコリー)チームでした。決勝ラウンドでは、3位通過の杠朋典&AZERI(ボーダーコリー)チームが、上位3チームの先行をきって決勝ラウンドでも35ポイントのハイスコアを出し合計102ポイント。後続のチームにプレッシャーをかけました。しかし、上位2チームもプレッシャーには負けず30ポイントオーバー。しかし、2チーム共に合計101ポイントで終了。僅か1ポイント差で3位からの逆転優勝。そして公式初優勝を飾ったのは杠朋典&AZERIチームでした。公式レディース選手権では、第1ラウンドで30ポイントを出した寺島最衣&あいり(ボーダーコリー)チームが予選トップで決勝進出。2位3位進出との差は僅かに6ポイント。決勝ラウンドでのワンミスが逆転を呈する情況の中、先行予選3位2位のチームは、決勝ラウンド20ポイント後半をたたき出しトップを脅かしましたが、決勝ラウンドでも安定したロングスローで優勝を決定したのは、こちらも公式レディース初優勝の寺島最衣&あいりチームでした。 |
大会第二日目、エントリー多数の為3コートに分かれての開催となりました。公式シリーズ選手権は昨日に続き、全チームが行うのには2時間半という長丁場の1ラウンド目となりました。徐々に風が強まる中ポイントは中々伸びない状況で2ラウンドへ進めるチームも全体の2/3程となりました。2ラウンド目は向かい風の状況で、やはりポイントは全体的に伸びず、その状況の中で安定してポイントを取ったのは、友田裕輔&リラ(ラブラドール)チームでした。決勝ボーダーも46ポイントという結果となり、苦戦状況の予選を示すボーダーラインとなりました。決勝ラウンド、8ポイント差で決勝2位進出の松尾至&NOVA(ボーダーコリー)チームが33ポイントを出し、パーフェクトを求められた友田裕輔&リラチームでしたが、プレッシャーに耐え32ポイントで堂々の優勝を飾りました。公式レディース選手権では、予選ラウンドで各チーム風に悩まされ、予選トップは42ポイントで横山まゆみ&ナミ(ボーダーコリー)チーム。予選5位との差は12ポイントありましたが、決勝ラウンド予選5位の松尾直美&NOVA(ボーダーコリー)チームが28ポイントを出しトップにプレッシャーをかけ、見事予選5位からの大逆転優勝を果たしました。 |