淡路島国営明石海峡公園での開催は2度目となり、国営施設での競技会を定例化出来ることは、ドッグスポーツが認知された事として大変喜ばしいことです。海沿いの公園ということもあり、両日共にやや強い風の吹く大会となりましたが、天候に恵まれた2日間でした。 |
大会第1日目、公式オープン選手権では、朝からやや強い風が吹く中でスタートしました。第1ラウンド、日光の加減からやや向かい風の入った状況からのスタートとなり、その中でポイントを重ねたチームが上位に上がる苦戦を強いられた状況となりました。第2ラウンド終了後、予選トップは仲林謙治&ロプロス(ドーベルマン)チーム。トップとはいえ、予選2位3位との差は僅かに1ポイントずつとなり、気を許せない決勝ラウンドとなりました。しかし、関西での2005年度のシーズン初戦ということもあってか、各チーム決勝ラウンドで思うようにポイントが伸びず、結果仲林謙治&ロプロスチームが逃げ切っての優勝を飾りました。公式レディース選手権では、風の状況にも負けずに予選をトップで決勝進出したのは、西山いづみ&サリー(ボーダーコリー)チーム。2位との差、僅かに3ポイントで迎えた決勝ラウンド。予選2位の片岡千賀子&ゆ〜り(ボーダーコリー)チームが第1投目から最終ゾーンであるデッドエンドに決めいきなりの10ポイントで始まった決勝ラウンドであったが、2投目以降でラインアウトを出してしまい17ポイントの追加で終了。15ポイント以上取れば優勝を決定する西山いづみ&サリーチームの決勝ラウンドは確実にポイントを重ね優勝を勝ち取りました。今年から新たなカテゴリーとして加わった公式小型選手権では、決勝ラウンドで11ポイント差あった予選3位の古東優子&Guy−Sport(ウェルシュコーギー)チームが劇的な逆転優勝を飾りました。
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大会第2日目、公式オープン選手権は、風の状況は第1日目とさほど変わらない状況の中、予選で頭一つ抜き出ての決勝トップ進出をしたのは、70ポイントを持って正木成人&さくら(フラットコーテッド)チーム。フラットコーテッドレトリバーで史上初の100ポイント超えが期待される決勝ラウンド、しかし100ポイントの見えないプレッシャーがあったか、惜しくも100超えはなりませんでしたが、正木成人&さくらチームが見事初優勝を飾りました。公式レディース選手権では、昨日無念にも2位に甘んじた片岡千賀子&ゆ〜りチームが、予選2位に10ポイントをつけて決勝進出。そして堂々の優勝を果たしました。ユースオープン大会では決勝ラウンド終了後、3位までが72ポイントの同ポイントとなり、決勝ラウンドのポイントで優勝を決めたのは、山崎光&サンダーボルト桃花(ボーダーコリー)チームでした。 |