ビギナー大会

JFA会員とその所有犬に加え、一般参加も可。ただし、チャレンジカップ出場は会員とその登録犬のみとする。

選手は、原則として、JFA公認「ファストバック フリスビー」で競技を行なう。ただし、大きさ・形状・材質が違う場合に限は、その他のディスクを使用可能とする。

競技時間は60秒。全チームでの2ラウンド制。(決勝ラウンドは行わない)

空中キャッチしたものは偶数ポイント、空中キャッチできなくても持って帰れば奇数ポイントの得点獲得となる。

コートにおける指定競技練習時間では、使用する練習ディスクは7枚までとし、1人2セット(14投)までとする。

選手、競技犬の他に1名までスタートライン後方内に限り入ることは出来るが、インフィールドに入ったり、競技中にフリスビーなどや犬に触れる事は出来ない。但し、競技前・競技後で犬を静止・係留する目的で触れる事は認める。

リードをつけての競技可能。ただし、脱走や取り押さえがきかない場合のみの使用とし、ポイント確定前にリードに触れた場合は、そのスローは無効となる。(犬の体や首輪は手を触れてもかまわない)


ポイントエリア(ビギナーコート使用)
 

スタート~7.5m未満

1ポイント

7.5m~15.0m未満

3 ポイント

15.0m~22.5m未満

5ポイント

22.5m~30.0m未満

7ポイント

30.0m~45.0ないし52.5m未満

9 ポイント

  ビギナー大会に於いては、空中キャッチでなくても持って帰れば奇数ポイント。空中でキャッチしたものを持って帰れば偶数ポイントとする。

 

競 技 の 進 め 方

入退場の際、特別な指示がない限り、コートへの入場は本部設置側入口から入り、競技終了後の退場は反対側(ラインズマンがいる方向)から出る、一方通行とする。

入退場の際、選手又は犬が故意にフェンス又はフラッグをまたいではならない。

競技には、使用フリスビー(交換用含む)以外、犬を呼び寄せるモノ(フード類・玩具類など)を持ち込んではならない。(犬笛は指笛・口笛とみなし可)

選手と犬は、スタートの際はスタートラインの後方『スローイングエリア』内に入らなければならない。選手は、全てこのエリアからスローイングを行わなければならない。

各ラウンドのスローイング方向はジャッジ判断により決定する。

競技の開始は、MCの合図で行われる。MCが準備完了と判断した後は、選手の間合いでの開始とはならない。プレイヤーは、入退場・スタート準備は迅速に行うものとする。

スタートの際、レディーゴーの合図より先に犬が出てしまうと、ドッグファールとなり、そのスローは無効となる。

2投目以降、ポイントの有無にかかわらず、犬がスタートラインを越えてスローイングエリア内に戻らなければ、次投のスローイングは無効となる。

場外に出たフリスビーを犬が持ち帰るなど、入退場口を通る、もしくはスローイングエリア後方(エンド)よりスローイングエリアに戻った場合は、スタートラインをまたいでの戻し直しの必要なく、次投有効とする。

タイムアウト後(最終キャッチ後)、犬は速やかにスタートラインまで戻らなければならないが、この際ポイント獲得エリア内に入るまでに、スタートライン方向以外への明らかな進行行為があった場合、最終キャッチは無効となる。(場外へ出た場合は、その時点で無効となる)

タイム終了合図の前に手から離れたフリスビーは有効である。タイム終了とは、タイマーブザー音の鳴り始めであり、鳴り始めの判断はジャッジが判断する。

 

採 点 基 準 と ポ イ ン ト の 確 定

ライン上、ライン際でのキャッチや、着地と同時のキャッチ等、疑わしいキャッチ状態は、全てスタートラインに近いエリア得点となる。

ディスタンス競技におけるキャッチとは、ある程度のフリスビーディスク保持の時間をもってキャッチとみなす。

キャッチ後、地面につけて咥え直し等、ある程度の保持なく地面に付いた際、口からフリスビーが離れた場合はキャッチとみなされない。

あきらかにジャンプをしていて空中にてキャッチを行ったと認められた場合のみジャンピングキャッチとみなす。(高さだけが判断基準ではなく、幅なども含む)

原則的に犬がフリスビーなどを咥えその4本足がスタートラインを越えてスローイングエリア内に入った段階でポイント確定とする。
手前でフリスビーを犬が落とした場合(注1)に、スローイングエリア内に投げ手の手が触れることなく入り、尚且つ犬もスローイングエリアに4本足が全て戻ってきた段階(注2)でポイント確定となる。

 

注1)

フリスビーがスローイングエリア内に転がって入る、ライン上又は手前で犬が停止しフリスビーのみをスローイングエリア内に落とす、など。
  注2) フリスビーがスローイングエリア内に戻っている場合でも、スローイングエリア内に犬の4本足が全て入り戻る前に、投げ手がフリスビーに触れるとファールとなり、そのスローは無効となる。

 

フ ァ ウ ル

競技中に於いてスローイングの際にスタートラインに触れたり又は踏んだ場合、もしくはスタートラインよりはみ出した場合、『フットフォルト』となり、そのスローイングは無効となります。スローイングエリア外からのスローイングも無効となります。

ポイント確定前に、フリスビーに故意に触ると(手・足など問わず)『ハンドリング』となり、そのスローは無効となります。

ポイント確定前に、リード(リード使用時)に触ると『ハンドリング』となり、そのスローは無効となります。

スタートの際、レディーゴーの合図より先に犬が出てしまうと、『ドッグファール』となり、そのスローは無効となる。

全てのスローイングの前に、犬の四本足が完全にスタートラインを越えてスローイングラインに戻らないと、次のスローイングが無効となります。
※ 犬の四本足が、完全にスタートライン内に戻らない状態でスローイングした場合、前投は『ハンドリング』、次投は『ドッグファール』となり、両方のスローが無効となります。

競技中にフリスビーを追う目的以外にジャッジの10カウント以上フィールド外に出た場合(場外脱走)は、『タイムアウト』となりその時点で競技終了(失格)となる。ただし、それまでに確定したポイントは有効とする。

同ラウンドで2回目の場外脱走があった場合は、その時点で競技終了(失格)となる。ただし、それまでに確定したポイントは有効とする。

競技中に糞尿行為があった場合は、その段階で失格となるが、それまでに獲得したポイントは有効となる。

糞尿行為とは、出た・出ないではなく、行為に入った段階とする。

 

チャレンジカップノミネート基準

チャレンジカップ開催時に於いてJFA会員であること。

当協会が主催及び公認する 「ビギナー大会」 で、3位以内入賞者をノミネートする。

 



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